こんにちは。ここのところ急に暖かくなって、春めいてきました。
桜の開花情報も、ちらほら聞こえてきて嬉しい季節ですね。

私は、22日(土)の夜は国立競技場でのライブに行っていたのですが、その夜は本当に寒くて。この暖かさが、もう少し早ければ最高だったのですが、寒いからこそ生まれる一体感があったのではないかな、と思います。ライブの主は、結成から20年以上のキャリアを持ちながら、常に最新鋭の技術を取り入れ、音楽業界の最先端を走るラルクアンシエル

その世界観は独創的で、海外からも熱い支持を集める数少ない日本のロックバンドです。2012年3月には、ロックの聖地、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで、日本人初の単独公演を成功させました。同年代の彼らの、ずっと衰えないパワーを感じながら、いつも負けないように頑張ろうと思えます。

彼らは2011年の東日本大震災の後、ライブやイベントが自粛ムードだった最中、2日間で10万人もの観客を集めて、真っ先に大規模なライブを行いました。このライブは、彼らにとって結成20周年のアニバーサリーライブであり、日付の変更は不可能だったのです。

そして、その収益金を全額被災地への義援金として送りました。活動に波がある彼らにとって、翌年に控えたワールドツアーの重要な活動資金だったのではないかと推測しますが、それをサラっとやってのける懐の深さが、カッコ良くて感激しました。

ところが、彼らに限らず、様々な思いで世界中から集められた善意の義援金が、被災地で有効に活かされないまま、3年もの年月が経ってしまっているという現実があります。本当に残念でなりません。

今年も3.11の前後には、あちらこちらで震災関連の報道がありました。私は、それを見て改めて知ったことが多かったように思います。震災が風化しないよう、被災された皆さんのお話を聞くことももちろん大切なのですが、何故復興が進まないのか、何故義援金が使われないまま余っているのか、被災地で起こっていることを、もっとメディアが伝えてほしいと思いました。

そんな中、行ったばかりの国立競技場は、2020年の東京オリンピックの顔として新しく建て替えられます。ライブ中、メンバーの1人が現在の建物を取り壊してしまうことを残念がっていました。まだ使えるのに、もったいないと。彼の言葉に深い意味はないとしても、私も同感です。

確かにオリンピックの顔としては古すぎるけれど、そのために被災地の復興が遅れるなら、本末転倒というか何というか。また、いつどこで起こるかわからない震災。南海トラフ地震が起これば、三重県など太平洋側では甚大な被害が想定されています。決して他人事ではありません。

どうか、それまでには東北の被災地が復興できていますように。