こんにちは。昨夜は「中秋の名月」でしたね。みなさん、お月見はされましたか?

そして今夜は、「スーパームーン」の日です。スーパームーンとは、月が地球に最も接近し、通常よりも大きく見える満月(新月)のことを言うのだそうです。NASAによると、通常の満月に比べて大きさが14%、明るさが30%増して見えるとのこと。次のスーパームーンは約1年後の2015年9月28日なので、是非とも今夜見てみたいですよね。

さてさて、近頃、ご質問いただく方が多いので、炊飯ジャーで作る醗酵黒ニンニクについて触れておこうと思います。ただ当然ながら、私どもでは試した経験はありませんので、醗酵黒ニンニクに携わる関係者側の一般的な見解になります。ご了承ください。

近頃では、ネットで検索すれば簡単に作り方が写真付きで出てくるなど、マスコミ等の影響を受けて、自ら炊飯ジャーで作る方が増えているようです。それはそれでご自由だと思いますが、そうして作ったニンニクと、正規に販売されている醗酵黒ニンニクを同レベルで捉えられてしまうのは正直迷惑です。

職人が丹精込めて、毎日手間暇をかけて大事に作る醗酵黒ニンニクと、炊飯ジャーに入れっぱなしにしただけのニンニクでは、有効成分の含有量が明らかに違うと考えられるからです。有効成分は醗酵の段階で変化し増加していくので、ニンニクの種類や醗酵期間・醗酵技術によって異なります。メーカーによっても違うぐらいデリケートなものです。単に色が黒く変化したというだけでは、中の成分が有効化したとは言えません。

十分に醗酵できていないニンニクは、成分がきちんとアミノ酸に変化していないため、効果が感じられない上に胃もたれするなど、かえって体の不調につながる危険性もあるので要注意です。私どものような業者は、検査機関において成分分析をした上で販売しておりますが、はたして炊飯ジャーで作ったニンニクの分析をしている人はいるでしょうか。

それ以外の問題としては、炊飯ジャーに入れている期間はとにかく臭いので、普通の家ではとても置いておけません。また、醗酵段階に出るニンニクのガスで炊飯器が腐食して壊れてしまうため、逆に費用が高く掛かるという話もあります。中には、ガスマスクをつけて醗酵室に入る業者もいると聞きますからね。

おいしさの面からも明らかに違うので、「おかげさん」を食べていただくのが一番でしょう。